READ 2 INNOVATE! 読書からイノベーションを起こす情報集!

『1冊20分読まずに、「わかる!」すごい読書術の』の著者渡邊康弘が、最新のビジネス書をはじめ、読書会や読書法など、読書とイノベーションに関する様々な情報をお届けするブログです。

【特別な才能を持っているのに、  普通になりたいと思う子どもたちに贈りたい一冊  】書評:『臆病な僕でも勇者になれた七つの教え 』

f:id:read2innovate:20151208104849j:plain

 

誰でも、生まれながらにして
素晴らしい才能を持っている。

だけど、学校や環境で
いつしかその能力を閉ざしてしまう。

自分には無理。目立ってはいけない。
周りに合わせないといけない。
そう思っているうちに、
自分を愛することを否定してしまう。

そう思われたことはないだろうか?

 

そうした人やそうした子どもを持つ親御さんにおすすめなのが、

臆病な僕でも勇者になれた七つの教え

臆病な僕でも勇者になれた七つの教え

 

 

この物語は、青い髪、青い目を持った少年の
自分を取り戻し、変えるストーリーだ。

学校では、目立たないようにしていないのに、
ある事件がきっかけで「バケモノ」と呼ばれる。

失意の中で、その少年は
森の中で老師に出会う。

そして、なんでも叶うという
「七つの石」を探しに旅立つ。

その旅の中で、最大の友と仲間に出会い、
いくしか、人の大切な七つの要素を
思い出すというストーリーだ。

この本は、
いま、自分に自信が持てなくて悩んでいる子を持つ親御さんや、
これから社会にでていくのに不安を感じている学生、
そして、人間関係に悩んでいる
小学校高学年から中学生にぜひ薦めたい一冊。

この物語を思い出したのは、
ジェームズ・レッドフィールドの『聖なる予言』。

聖なる予言は、ビジネス界の中に、
人の営みとして
大切な心を教えてくれ、
人の可能性を示してくれた。

この本は『聖なる予言』と同じように、
物語を通して、眠ってしまった
私たちの才能を呼び覚ましてくれる
そんな一冊だ。

ぜひ、一読してほしい。

 

臆病な僕でも勇者になれた七つの教え

臆病な僕でも勇者になれた七つの教え