READ 2 INNOVATE! 読書からイノベーションを起こす情報集!

『1冊20分読まずに、「わかる!」すごい読書術の』の著者渡邊康弘が、最新のビジネス書をはじめ、読書会や読書法など、読書とイノベーションに関する様々な情報をお届けするブログです。

集中力は20分しか持たない!

何年か前に、

海外の著名なベストセラー作家に
直接お話しをする機会がありました。

ピシッと決まった青く光るスーツで、
パリッとしたシャツ。
にこやかな表情と白く光る歯。

さすが、ジェントルマン。
大統領補佐しただけあると思いながらも、
その際に、読書について、
お話をさせていただきました。

その著者は、キンドルが出た時に
とっても楽しみだったそうです。

なぜなら、読者が自分の本を
どういうところが気になったのか?

キンドルの機能(ハイライト)を通して、
把握できると思っていたからだそうです。

しかし、結果は大きく外れ、
とんでもないことが判明したそうです。

それは、最初のたった20ページぐらいで、
ハイライトのほとんどが
終わってしまっていたのです。

つまり、自分の本は売れたけれども、
多くの人が最後まで読み切れずに挫折していた。
そう残念そうに話してくれました。

本書を『1冊20分読まずに、「わかる!」すごい読書術』と
したのも、この20ページから来ています。

仮に読書が苦手な人が
1ページ1分間かかっているとすれば、
読書が苦手な人は読みはじめの20分ぐらいで
挫折しています。

この20分というのは科学的な数字。
多くのサービスやヒットしている商品が
この20分を軸に考えています。

たとえば、初期のYOUTUBE
動画時間10分しかあげられなかったし、
プレゼンテーションのTEDは18分間。

だから、20分経つと眠くなる。
本が睡眠導入剤という人はごく自然なんです。

挫折する前の20分で
1冊読めるようになったらなと
開発しました。

実際、読書の得意な人を見ると、
だいたい100ページ、1時間。
200ページの本を2時間で読み終えています。


得意な人でも映画と同じぐらい時間がかかっているのだから、
20分で読めるようになるって正直すごいんだよ、笑。

 

得意な人の
だいたい6倍ぐらいのスピードで
1冊読めるようになるんだから。

 

それも訓練不要でできたらと思って、
開発し、書き上げたのが、
『1冊20分読まずに、「わかる!」すごい読書術』。

 

続きはまた、明日。

1冊20分、読まずに「わかる! 」すごい読書術

1冊20分、読まずに「わかる! 」すごい読書術