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『1冊20分読まずに、「わかる!」すごい読書術の』の著者渡邊康弘が、最新のビジネス書をはじめ、読書会や読書法など、読書とイノベーションに関する様々な情報をお届けするブログです。

【一流は「外食」をこう武器にしている】 書評:『自分をバージョンアップする外食の教科書』本郷義浩 (著)

【一流は「外食」をこう武器にしている】
書評:『自分をバージョンアップする外食の教科書』本郷義浩 (著)
CCCメディアハウス (2016/2/27)

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自分をバージョンアップする外食の教科書

自分をバージョンアップする外食の教科書

 

 

こんな本を待っていた!
食は不思議なものである。

個人的に、
舌が合うかどうかで
そのビジネスが大きくなるかどうか?
決まると思っている。

これまで、出会ってきた
一流の人ほど、
行きつけのお店に、
一味も二味も違う何かがあった。

そういうことをいつか本にしたいと
思っていたら、そういう本が出てしまった、笑。

しかも、この著者は麻婆豆腐が大好きだそうで、
なんとも、悔しいかぎりだ。

本書『外食の教科書』は
毎日放送プロデューサーの本郷義浩氏が語る
外食のチカラについて書かれた一冊だ。

一流の人は、外食をとても大切にし、
武器にしているという。

1.うまい料理を食べると、身体だけでなく、心のエネルギーになる
2.食を通したコミュニケーションは、相手との心理的距離をぐっと縮められる。
3.「行きつけの旨い店」を持っていることは、ステータスになる。

では、どのような外食をすれば、
外食が武器になるのだろうか?

その秘密が書かれている。

本書はそれだけにとどまらない。
本郷義浩氏は25年にわたり、
ゴールデンタイムの情報番組を1000本以上作成。
さらに、1万軒を超える飲食店、料理人、
食に関わる人々から得た「外食経験」が
本書には詰まっている。
(いったい、このリストはいくらするんだという
外食リストも多数掲載)

――――
本物にふれること。
本物はそれまで知らなかった世界に目を開かせてくれ、自分をバージョンアップするきっかけを作ってくれます。それがある意味簡単にできるのが京都の料亭なのです。

「料理人にとって一番大切なことは何ですか?」
と聞いてみたら陳さんの答えは、
「自分自身が幸せであること。暗い気持ちで作った料理は絶対おいしくないよ。
気持ちを込めて、毎日料理を作り続けるためには、日常生活が楽しくて幸せでないとね」

「これだと思った店には何回も通います。ご主人や女将さんと気心が知れると、僕の好みもわかってもらえて、ワガママもきいてもらえるようになるんです」小山薫堂

できる人かどうかは、一緒に食事に行けば、わかる。

激安居酒屋チェーン店に連れて行く上司は見限る。

初めて訪れたときに「おいしいな」「雰囲気がいいな」「心地よいな」と感じたら、「行きつけにしたい」と発想することです。

「接待」にも使える「行きつけ」の店を5軒持つ
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最近は、接待する場面も
いよいよ増えてきて、
良いお店探しが大変。

私も近頃は行きつけのお店が
できてきたが、
やはり、あるとないでは全然違うものだ!!

本書に載っているお店に早速何軒か
チャレンジしたい!

本書はこれから、外食を使って
自分をまさにバージョンアップさせたい人に
おすすめの一冊だ。

 

自分をバージョンアップする外食の教科書

自分をバージョンアップする外食の教科書