【ビッグデータ時代に必須!自分の評判を最適化する方法】 書評:『勝手に選別される世界』マイケル・ファーティック (著), デビッド・トンプソン (著), 中里 京子 (翻訳) ,廣畑達也(編集), ダイヤモンド社 (2015/12/11)
ネットの評判がリアルを支配する時。
あなたの人生はいったいどうなるのでしょうか?
データが保存できなかった時代。
容量が決められていた時代には、
データを削除し、整理することが求められました。
しかし、今やデータはいかようにも保存できるように
なっています。
1テラバイトで図書館と同じ情報。
1ペタバイトであれば、国家の
すべての情報を保存できると言います。
削除ではなく、すべてを丸ごと残す時代に入り、
すべてが点数化されるビッグデータ時代。
さらに、点数化された社会の中で、
検索エンジンは、レピューテーション(評判)エンジンへと変わり、
ビッグデータからいま、ビッグアナリシス時代へと移行しています。
レピューテーションエンジンは、シンプルに言えば、
妥当な提案をし、それをクリックもしくは反応するかどうかテスト。
テストした情報をデータ化するものです。
私たちは気づかないうちに、情報をとられ
テストされ、データ化されている。
このような社会を
DAMM(Decisions Almost Made by Machine)、
ほぼ完全にマシンに判断されるといいます
それでは、DAMMからどのようにすれば、
うまく成功できるのでしょうか?
勝手に選別される世界――ネットの「評判」がリアルを支配するとき、あなたの人生はどう変わるのか
- 作者: マイケル・ファーティック,デビッド・トンプソン,中里京子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/12/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
本書の中で、
ネットの評判をうまく活用して
マシンを出し抜いた成功した事例として
ジャーニーのボーカルをあげています。
ジャーニーのボーカルとなるアーネル・ピネダ物語は、
映画にもなっています。
「Don't Stop Believin' ~The Everyman's Journey~」
Journey アーネル・ピネダ物語 at Oprah "Don't Stop Believin'"
アーネル・ピネダのやったこと(発信)
・夢を追うために、広く網を打った。
ユーチューブに動画を投稿したとき、世界のビューワーをターゲットにした。
・誠実で信憑性のある適切なやり方で自らを宣伝した。
・機会が訪れたときに行動を起こすための備えがあった。
天性の才能を、長年にわたって研鑽し、業界内で切磋拓真し、存在感を磨いた。
私たちができること
・パイオニアになる努力をすること
・看板を掲げ、ビジネスチャンスを掴む
・常に先回りをすること
・自分にしかできないことをする
・良い評判を稼ぐ
本書はこの他にも、
アマゾン、グーグル、ダッチ・シェル、タンブルー、エアビーなどを
はじめ様々な企業がいまこのレピューテションに関する具体的な事例が
載っています。
本書を読むことで、あなたの評判をあなたの発信によって
最適化することができるでしょう。
--------------
『勝手に選別される世界―ネットの「評判」がリアルを支配するとき、あなたの人生はどう変わるのか』
マイケル・ファーティック (著), デビッド・トンプソン (著),
中里 京子 (翻訳), 廣畑達也(編集)
勝手に選別される世界――ネットの「評判」がリアルを支配するとき、あなたの人生はどう変わるのか
- 作者: マイケル・ファーティック,デビッド・トンプソン,中里京子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/12/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
単行本(ソフトカバー): 328ページ
出版社: ダイヤモンド社 (2015/12/11)
--------------